大阪府東大阪市の今西歯科医院 歯科助手の河合です。今回は歯ぎしりや噛みしめによる影響と、その対策についてお話します。
朝起きた時に顎に痛みや違和感があったり、ご家族や友人から寝ている間の歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?健康な人でも疲れている時などは睡眠中の歯ぎしりをすることはあります。しかし通常およそ10分程度なのに比べて、多い人だと毎晩のように1時間以上している場合があります。非常に強い力で歯を擦り合わせているわけですから、歯がすりへったり欠けてしまったりすることがあります。また、顎やその周辺の筋肉に障害を及ぼすこともあるのです。歯ぎしりというと音が鳴る物かと思われがちですが、音が鳴っていなくても歯ぎしりをしていたり、強くくいしばっていたりするのです。
歯ぎしりや噛みしめの原因はストレスや歯並び・噛み合わせの悪さ、歯の治療等による片噛み等が挙げられます。歯ぎしりを予防したり改善させたりする代表的な方法に「スプリント療法」があります。これは夜寝ている間にマウスピースをはめて、上下の歯が直接ふれないようにする方法です。また、自分でできる方法として眠りにつく前に、ゆっくり腹式呼吸をすることでからだ全体をリラックスさせて、緊張による歯ぎしりを改善する方法があります。
歯ぎしりは、歯周病が悪化したり口の中にこぶ(骨隆起)ができたり、悪影響を及ぼすので、一度歯科口腔外科に相談することをおすすめします。
顎が痛くてお困りなら、今西歯科医院へ
投稿日: 2018年12月15日
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